新しく起きたこと

「3行で要約して」が、1段落で返ってくるようになっていました

手元の道具を新しい版に上げました。

前にモデルが変わったら、いつも使っている依頼文を3回流して確かめるという話を書いたので、自分でもやってみました。打ち合わせのメモを「3行で要約して」と頼む、ほぼ毎日やっている作業です。

返ってきたのは、改行のない1段落でした。

2回目も、3回目も同じでした。書いてある中身は3つに分かれているのですが、文のあいだに改行が入っていません。前に確かめたときは3行で返ってきていたので、これは困りました。自分の頼み方が雑になったのかと思って、メモの中身を何度か見直しました。

困る理由は、わたしが要約をそのまま決まった書式に貼っているからです。3行ぶんの欄に1段落がまるごと入ると、行がずれます。中身は合っているので、貼ったあとに読み返さないと気づきません。

6回流して、3行になったのは1回だけ

正直に書くと、ここで一度「前に書いたことが間違っていたのかもしれない」と思いました。3回続けて1段落だったので、前の記事を直さないといけないかと考えて、書き直す文を考えはじめたくらいです。前の記事に「1回ずつ比べても何も分からなかった」と書いておいて、自分は3回で決めようとしていたわけです。さすがにまずいと思い直して、回数を増やしました。

結果は、頼み方のせいではなさそうでした。

まったく同じ文を6回流したら、3行に分かれて返ってきたのは1回だけで、残りの5回は1段落でした。同じ依頼でも回によって形が割れるところは、前に確かめたときと変わっていません。変わったのは、どちらが多数かのほうでした。

モデルを2つ替えて、各3回ずつ流してみたら、こちらでも割れました。そのうえ2回は、要約の前に「9月10日の定例会議メモ(3行要約)」という見出しの行が増えていて、3行のはずが4行になっていました。前置きが消えたのではなく、形を変えて出てきたように見えます。

ここでようやく気づいたのですが、**「3行」は中身の数としては守られていました。**どの回も、書いてあることは3つです。守られていないのは見た目のほうでした。

「改行して」と足したら、4回とも揃いました

それなら、見た目のほうを頼めばよさそうです。

「1行ずつ改行して3行で要約して」に変えて4回流したところ、4回とも3行で、余計な行も付きませんでした。「箇条書き3つで」も4回とも3項目でした。

ただ、箇条書きのほうは流し直すと、3項目のあとに次回予定の一行が付く回がありました。貼る先の行数は合いません。

頼み方流した回数3行に分かれた字数の幅
「3行で要約して」6回1回111〜145字
「1行ずつ改行して3行で」4回4回85〜104字
「箇条書き3つで」4回4回156〜168字

思っていなかったのは、右端の列です。形を指定すると、**長さの振れまで狭くなりました。**行数だけ頼んだときは34字の幅がありましたが、改行を頼んだときは19字です。指示が具体的になると迷う幅が減るのかもしれませんが、これは仕組みの説明ではないので、そう見えたというだけにしておきます。

新しい版に上げたせいだとは言えません。当時のメモとも、頼み方の細部とも、同じ条件で比べてはいないからです。

ただ、前に書いた「確かめ用の依頼文を1つ手元に置いておく」は、役に立ちました。置いてあったので、20分ほどで気づけました。自分が書いたことを自分で疑う手間が、これでだいぶ減ります。

要約を決まった書式にそのまま貼る作業では、これから行数ではなく、改行のように目で見える形で頼むようにします。しばらくこれで様子を見ます。

追記(2026年10月11日)

手元の版を上げて、別の打ち合わせメモ(約900字)で流し直しました。「3行で要約して」を3種類のモデル × 各2回、計6回です。**6回とも3行に分かれました。**本文の「6回流して3行になったのは1回だけ」は、いまの手元では再現しません。

ただ、貼る先の都合は変わっていませんでした。6回すべて行頭に記号が付いていて、番号が3回・ハイフンが2回・中黒が1回です。同じモデルで2回流した1組は、1回目と2回目で記号が割れました。3行の欄に貼れば、記号ごと入ります。「1行ずつ改行して3行で」のほうは6回とも3行で、記号が付かなかったのが5回でした。本文の結びはそのままにします。

字数の幅だけは逆で、形を指定したほうが広くなりました。本文の「長さの振れまで狭くなりました」も、いまの手元では再現しません。