新しく起きたこと

料金の話が出たので、いつもの依頼1回ぶんを数えてみた

料金まわりの説明を読み直す機会がありました。単価の話がずらっと並んでいて、読むほどに「で、自分は1回でどのくらい使っているんだろう」のほうが分からなくなりました。

わたしは打ち合わせのメモを「3行で要約して」と頼む作業を、ほぼ毎日やっています。その1回に何がどれだけ乗っているのか、考えたことがありませんでした。単価だけ見ても、掛ける数を知らなければ何も分かりません。

公式の案内を見に行ったら、使った量を表示する画面の説明が増えていました。コマンドから流したときも数字で受け取れるようだったので、そちらで測ってみました。

ほとんど何も聞いていないのに、4万を超えていた

比べる相手が要ると思って、先に「1+1は? 数字だけ答えて」とだけ投げました。返ってきたのは「2」の一文字です。

このとき入力として数えられたのが、約47,500。出力は3でした。単位はトークンといって、日本語ならおおよそ1文字が1トークン前後、という程度の目安です。

ただ、この47,500が1つの数字で出ているわけではありませんでした。「入力」の欄は一桁の小さな数で、その横に「新しく覚えさせた分」と「使い回した分」が別に並びます。足すと約47,500です。小さいほうだけを見て「ほとんど使っていない」と読み違えるところでした。

一言のやりとりで、入力が4万を超えていました。もちろん自分が打った文字ではありません。道具が毎回いっしょに運んでいる土台、つまり道具自身の設定や、使える機能の一覧のぶんです。まだ何のやりとりもしていない1回目から、これだけ乗っていました。

そのうえで、いつもの仕事をやらせました。約600字の打ち合わせメモを貼り付けて「3行で要約して」です。

流したもの入力出力
「1+1は?」だけ約47,5003
メモを貼って要約約48,100164
メモを3つに割って3回合計 約143,100合計 244

貼ったメモのぶんは、差し引き600ちょっとでした。全体の1%と少しです。ずっと「長い資料を貼るから重いのだろう」と思っていたのですが、わたしの手元では、重かったのは資料ではなく土台のほうでした。

意外だったのは3行目です。同じメモを3つに割って別々に聞き直したら、合計が約3倍になりました。分けるたびに、あの4万が丸ごともう一度乗るからです。中身は同じなのに、聞き方だけで3倍違いました。

2回目に流したら安くなって、混乱しました

ここで手が止まりました。

同じことをもう一度流したら、表示される金額が目に見えて下がったのです。トークンの数のほうはまったく同じなのに、です。最初は数え方が壊れたのかと思って、何度か流し直しました。

調べてみたら、直前と同じ土台は読み直さずに済ませる仕組みがあって、そのぶん安く数えられていました。しばらく間が空くと、また元に戻るようです。

つまり「1回いくら」を、1回だけ測って決めつけるところでした。測るなら、間を空けた1回目と、続けて流した2回目の両方を見ないと当てになりません。

料金が変わったと聞いたときに見るのは、単価ではなく自分の掛ける数のほうにしようと思っています。1回にどれだけ土台を運んでいるか、それを1日に何回やっているか。

そう決めると、やることは地味でした。関係のない話が続いた会話は切って始め直す。細かい質問を何度も投げずに、まとめて1回で聞く。わたしの場合はこの2つだけで、数字の出方がはっきり変わりました。

数字そのものは道具や設定で変わりますし、金額は公式の案内で確かめてください。それでも、自分の1回ぶんを一度数えておくと、次に料金の話を見たときに慌てずに済みそうです。

追記(2026年10月5日)

同じ3通りをもう一度流しました。「1+1は?」だけの1回で入力に数えられたのは約35,300、メモを貼って要約した回は約35,700、3つに割って3回流した合計は約106,300でした。3倍になることと、貼った資料が全体の1%ちょっとしかないことは変わりません。

変わったのは土台の大きさです。本文に「4万を超えていた」と書きましたが、いまの手元では3万5千台で、**4万は超えません。**9月末に測ったときも3万台でした。重いのは資料ではなく土台のほう、という話はそのままですが、4万という数そのものは当てにしないでください。測り直すほうが早いです。