新しく起きたこと

毎回書いていた「前置きは要りません」を、設定のほうに移してみました

打ち合わせのメモを「3行で要約して」と頼む作業を、ほぼ毎日やっています。その依頼文の末尾には、いつも「前置きは書かないでください」と足していました。付けないと「以下が要約です」のような一行が頭に付いて、貼り付け先の書式が崩れるからです。

使っている道具の説明を読んでいたら、返事の言い方や形をまとめて決めておける設定がありました。毎回の依頼文ではなく、道具のほうに覚えさせておく、という置き場所です。それなら注意書きを書かなくて済むかもしれないと思って、試してみました。

まず、設定なしで4回流した

先に基準を取ります。「前置きは書かないで」を外した依頼文で、同じメモを4回流しました。

4回とも「以下が要約です」にあたる一行が付きました。おまけに箇条書きの記号も、中黒だったり数字だったりで揺れています。毎回あの注意書きを書いていたのは無駄ではなかった、ということのようです。

そのうえで設定を作りました。決められたフォルダに短いファイルを1つ置いて、そこに「前置きを書かない」「記号は中黒にする」と日本語で書くだけです。コードは書いていません。

効いていないのに、効いているように見えた

流してみたら、前置きが付いたままでした。

不思議だったのは、いま何が設定されているかを表示させると、わたしが書いた名前がちゃんと出てきたことです。設定されているように見えるのに、返事は前と同じ。しばらく、書いた指示の言い回しが弱いのかと思って、そちらを書き直していました。

原因は名前でした。ファイルの名前と、ファイルの中に書いておいた呼び名が食い違っていて、わたしは設定側にファイルの名前のほうを書いていたのです。表示のところをよく見たら、使えるものの一覧が下に並んでいて、そこには中に書いた呼び名のほうが載っていました。設定に書く名前は、一覧に出ているものをそのまま写せばよかったわけです。

存在しない名前を書いても、何も言わずにそのまま表示される。これは気づきにくいと思いました。効かないときは、まず一覧に出ている綴りと見比べるのが早そうです。

名前をそろえて7回流した結果が、こうなりました。

前置きが付いた箇条書きの記号
設定なし(4回)4回中黒と数字が混在
設定あり(7回)0回7回とも中黒

記号まで揃ったのは、正直ありがたかったです。貼り付け先でいちばん困るのは中身より形のほうなので。

もう一つ引っかかったのは、この設定を表示させるコマンドが、以前の更新履歴では廃止されたことになっていた点です。手元では動いたので公式の説明を見に行ったら、いまは普通の切り替え方として載っていました。いったん引っ込めて、あとから戻したもののようです。設定画面のほうからも選べるので、古い履歴だけを見て無くなったと思い込まないほうがよさそうでした。

気になったのは、この設定が要約だけでなく全部の返事に効くことです。試しに同じメモから当番表のお願いメールの下書きを頼んでみたら、そちらも前置きなしで、そのまま送れそうな形で返ってきました。少なくともこの一回は、そっけなくなって困るということはありませんでした。

とはいえ、説明してほしい場面で同じそっけなさが出ると、たぶん困ります。そのときは設定のほうを書き換えるか、その場の依頼文で「理由も書いて」と足すことになるのだと思います。

依頼文からは注意書きが1行消えました。たった1行ですが、毎日貼っているものなので、ここが短くなったのは地味に嬉しいところです。しばらくこのまま使って様子を見ます。